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S-COURT
WHERE
morioka-city
WHEN
2018
盛岡市中心に近い場所に、30代御夫婦と御子さん二人が暮らす住宅。
敷地は奥行がかなりある細長く広い土地である。
奥に進むにしたがって、周辺からの情報(日照・風向・視覚的なモノ)は変化していく。
そこから必要で取込みたいモノ、遮りたいモノを、
建築や塀で大きさを区切られた2つの「庭」というフィルタを通して呼び込む。
その「庭」が室内と開口部で上手く繋がったり、
外部空間と内部空間をクランクさせることによって
単純な細長い空間に変化や楽しさ、
生活機能の区分けをすることが出来た。
また、クライアントが所持する素晴らしい家具や照明は、
伸びやかな広さのリビングダイニングで
それぞれのシーンを色づける主役になってほしいと考えている。
それはこの先、家族の生活に変化が起きても、
建築がおおらかに受け止める
器であってほしいとの希望である。
PHOTO
Atsushi Okuyama
BUILDERS
岩井沢工務所
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